適用例

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OSVの適用例

OSV技術は様々な分野で活用することが可能です。現在考案された計測装置やその採用事例を ご紹介します。 また、紹介するセンサ装置群は現在でもバージョンアップを続けており、 新たなセンサの開発も行われています。

トンネル

トンネル建設中の安全監視

不良地山箇所に通常より強固な支保構造を施した後、その部分に余分な変形が出ないかどうかを目視で観察するためにLEDSを設置した。実際のトンネル建設現場においてLEDSが採用された初めてのケース
詳細は鴻池組 ニュースリリースへ

変状トンネルの補修工事中の安全監視

変状したトンネルを補強する工事中に,異常な変形が出ないことを監視するために実施。

開削トンネル工事の切梁撤去作業の監視

開削によりトンネル躯体を完成した後に切梁を撤去する際、周辺に異常な変形が生じないことを確認するために実施。通常、肉眼では認められない0.5mm程度のわずかな変形が生じ、作業員がすぐそばでそれを目視で確認できた例。

トンネルの模型実験

トンネルモデルの破壊実験において生じる変形を光の色によって可視化する実験。トンネル縮小模型のサイズに対してLEDSが長すぎるという難点はあったが、コンクリート構造物の変形が進行する様子を可視化することに成功した。

都市部トンネル工事中の補強土の変形モニタリング

既設道路の直下で行われている地下道路工事において部分的に補強した地盤の変状をモニタリング。補強土の監視場所と、作業員が確認しやすい2か所にLEDSの表示がされ、安全性の確認を行った例。

斜面

トンネル坑口斜面の監視

急傾斜の斜面をフリーフレーム工法で施工しており、それがトンネル工事中に異常な変形を見せないことを監視するために適用。通常より高い輝度のLEDを利用し、センサ部分のLED表示ユニットと同様のLEDユニットをもう一つ作成し、トンネル入り口に配置し、作業員が斜面の監視箇所および別の場所でも変形の状態を確認できるようにした例。
詳細は鴻池組 ニュースリリースへ

ロックボルトに関する実験

光る変位計の簡易モデルを用いて、ロックボルトに生じる変形をモニタリングした初めての例。表面で計測+可視化することだけでなく、地盤の内部の変形を捉え、それを表面で可視化した初めての実験例。トンネルや鉱山での適用が待たれる。

インド デリーメトロ建設工事における安全監視

OSV研究会発足後の大規模な適用例として、JICAのプロジェクトであるデリーメトロ2期工事において、作業員の安全監視にOSVセンサが採用されました。初の海外事例であり研究会の会員の協力により、現地で高い評価いただきました。
JICAでの紹介記事はこちら

斜面崩壊のシミュレーション実験

岩盤構造物を対象とした従来の情報化施工においては,緊急時の対応などに不十分な点があった。その点を克服し、平常時ならびに緊急時に安全性をいち早く判断するために開発した「光る変位計」を用いた最初の実験。この実験により、これまでのデータ処理方法と異なり、現場での動きをその場所に光の色によって表示することで誰にでも分かりやすい現状把握、および緊急時の迅速な対応が可能となる作業環境を整備することができるという展望が初めて示された。この写真は新聞に掲載され、関連企業からの問い合わせが増え始める契機となった。

ダム湖周辺の地滑り対策工事中の安全監視

ダム湖周辺の地滑りゾーンにおいて行う補強工事中に異常な変形が生じないかどうかを監視するために実施。ここでは、レーザーポインターを利用した監視方法も合わせて行った。落石のシミュレーション実験

落石のシミュレーション実験

落石防護ネットにたまる落石の量を効果的に把握するために行った実験。防護ネットを支えている部材にLEDSを設置し、その後、落石が発生して、支えている部材に変形や伸びなどの変化が出ている場合にLEDSが光で変形量(落石の量を表すことになる)を示し、その部材に異常が発生していることを周りの人々に知らせることができることを示した。

橋梁

橋梁架設工事中の安全監視

ケーブルエレクション工法を用いて建設される橋梁工事において、仮設構造物の安定性を監視。メインケーブルの伸びやタワーの傾きなどを視覚的に監視。光るコンバーターは作業員に見やすい場所に配置した.

その他

流速測定のシミュレーション実験

水路を用いて流速の変化をLEDSの光の色の変化として表現するために実施した実験。地盤や構造物のような固体だけでなく、流体の動きも同様に光の色として可視化できることを示した例。風速を対象として実施することも可能.

仮足場のシミュレーション実験

強風で工事現場の足場が崩壊する事故があるが、そのような場合に、足場に生じる異常な変形を早期に発見できることを示すために実施した例。アジア諸国などでは仮足場の構造がきわめて不安定なものもあり、作業員の安全を確保するためには重要なチェックポイントとなる可能性がある。

地震による宅地崩壊のシミュレーション実験

住宅造成地を想定した仮想地盤の擁壁を故意に変形させ、造成地の一部が崩壊するときに生じた傾きを光の色に変換した例。地震時にはこのような宅地の崩壊例が多く発生し、その後の救援作業の効率化において被害程度を光の色で可視化しておくことは極めて有効と考えられている。ここで用いられたセンサは学生による手作りの「光る傾斜計」。

レーザー光を用いた変状可視化実験

任意計測対象物の複数個所の変状をモニタリングするために、レーザーポインターを用いた実験。この例では5か所の計測対象箇所に緑のレーザー光を発するポインターを配置し、その内1か所だけが動いたことを、それらが投影されているスクリーン上で可視化した。スクリーンは近隣に存在するビルの壁、大きなコンクリート柱の表面などを使用することができるため、都市部での変状可視化においてレーザー光を効果的に利用すれば、比較的低コストで広範囲の監視が可能であることが確認された。

旧式設備更新工事中の安全監視

電力設備の補修工事のために期間限定で設置する索道の木組みフレーム構造物の安全性を監視するためにLEDSを適用した。作業員が設置しているLEDSが見えない位置にくることがあるため、センサ部以外にも第2のLED表示ボードを設け、監視体制を強化した。

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